動こうと思った時にはもう遅いんだ
僕はある。最近はもうなくなったが中学生、高校生時代によく起こった。
寝ようと思って布団に入ると『あっ、、、これは、、、、、???』と思ったのもつかの間、そのまま身体が動かなくなってしまう。僕はお布団の中で目が開いたまま、口を開けることも満足にできない状態で意識だけが残っていてとても怖かった。
絶対に何か出てくると思って周りを見渡したいけど見ることができないし実際出てこられても困るので出来るだけ早く治ってくださいと祈るばかり。
気づいたら治っているが、祈っている時は一向に治ってくれない。そんな金縛り。
調べたこともなかったが最近友人が金縛りに合うという話を聞いたので調べてみた。
先ほど述べた通り、金縛りとは眠っている時に体が動かなくなる現象だ。医学的には睡眠麻痺と呼ばれたりするらしい。僕はなかったが人によっては幻覚がみえる、幻聴が聴こえるという人もいるようだ。
何故起こるのかだが、不規則な生活、寝不足、過労やストレスなどが原因としてあげられるらしい。日本人の金縛り経験率は実に高そうだ。
あと思春期に起こりやすいみたい。友人は今頃思春期が来てしまったのだろうか。
幻覚、幻聴についてだが、主に知らない人がいたり、耳で囁かれる、体を触られるといったものが多いよう。もし僕がそんなことになったら、一週間は一人で夜中のトイレに行くのを躊躇うだろう。
金縛りは科学的に証明されている部分もあるらしく、それによると睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠があり、レム睡眠では目が覚醒時と同様の早さで動き、姿勢を維持する筋活動が極端に低下。通常、人は寝入ると1時間程度のノンレム睡眠を経てからレム睡眠に移行するが、直接レム睡眠に移行する入眠時レム睡眠という睡眠パターンがあり、この時に睡眠麻痺、入眠時幻覚を体験するという。
ノンレム睡眠とは通常の睡眠であり、レム睡眠は夢を見る睡眠のことである。
つまり、金縛りとは夢のことで僕は夢をみていたみたいだ。
当時は自分がみていた景色は変わっていなかったので現実の世界で起こっていることだとばかり思っていたが、それはレム睡眠によるもので実際は脳が勝手に起こしたもののようだ。金縛りを観察する実験では、金縛りにあっている最中被験者は目を瞑っていたという事実からもそれが言えるだろう。
だが実際夢だとわかっても実際起こったら怖いものには変わりないので一応解きも調べてみた。
主に3つあるらしい。
・目を左右に動かす
・指を動かす
・声を出す
どれもできへんやん。。。。
金縛りが起こったら待つしかないみたい。