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満足したことがないのは不幸だろうか。
受験に合格した時、好きな人と付き合えた時、上司や先輩に認められた時。
僕は満足したことがない。
どんな時でも少し悲しく、眠くなる。
全てのことにおいて、やることをやったから結果が出ただけである。
勉強したから、アプローチしたから。
当然のことだと思ってしまう。
満足するとはどういうことだろうか。
多分、その結果、現状に納得しているのだろう。
満足したことがないから満足する感じがわからないが、それはとても気持ちのいいことだろうと思う。
僕は焦っている。早く満足したい。
空回りしてうまくいかないことがあるのは重々承知だが、そんなことを気にしている暇もないほどに満たされたい思いが強い。
多分このままでは自分の状況に耐えられえずに死んでしまうかもしれない。
冬の寒い日に食べるおでんに満足したい。
そうすれば毎日が楽しくなる気がする。明日を迎えにいこうとすると思う。
今の僕にそれができないのが悲しい。もうすぐ22なのに。
今日も今日が終わることを恐れて生きてる。
全く今日に満足できてないのが嫌になってしまう。
やることを淡々とこなして、今日も終わる。
僕は奇跡という言葉が嫌いだ。奇跡なんてない。全てのことにおいてなるようにしかならない。
奇跡が多く起こる人は満足度が高いのだろうと思う。僕が今突然奇跡を目の当たりにしたら現実ともギャップで死んでしまうかもしれない。
奇跡は科学で証明できるのか。証明できた時には人は死んでいるんだろう。
全部わかってしまうのは怖い。けど、実際にはそれができつつある。
ミックスジュースからフルーツを取り出すような感じで。
全部明らかになる。
奇跡なんてもうすぐなくなる。
誰も満足しなくなる。
と、ブログを書いて自分に余裕がないことを実感する。ねよ。