生命の退化論はネタだけどツボ

先に記述しておくが、本文に登場する彼は天然とかアホの類ではない。むしろ、とても賢い。

 

 

なんでみんな海に入ろうとするの?

彼は言った。彼とは僕と同じ団体に所属するギター担当の子だ。

普段まともに話すことはほとんどないのだが縁があって今回ご飯を食べに行くことになった。そしてご飯会に向かう途中で彼が話した何気ない内容が個人的にすごくツボった。

 

 

なんでみんな海に入ろうとするの?

 

 

普通の会話なら、泳ぐのが苦手、ウェイが沢山いるあの空間が嫌だ、単純に海が嫌いぐらいを想像するだろう。無論僕もそういうことなんだろうと思っていた。

 

なんで?

よくある返しだ。すると彼は言った。

 

 

 

せっかく海でしか生きられなかった生き物が生命の進化で陸に上がっても生活できるようになったのになんでまた海に戻ろうとするんだろう

 

 

 

完全に頭おかしいなと思った。けど、すごい好きな発想だった。

確かにわざわざ海に入る必要はないし、入ったところで海を捨てた我々は鮫やクジラにはどう頑張っても勝てない。なのにそんな鮫やクジラのいる海に自分から進んで、しかも楽しそうに入るなんておかしいよと。ほんまや。

 

気づいたら僕は彼にハマっていた。それと同時にオマケながらに生命の海から陸への移り変わりに対する知識が曖昧なことにも気づいてしまったのでつい調べてみた。

調べたところによると、細かいところは省略してそもそもは魚類の一部が両生類に進化して陸に上がってきたみたいだ。いわば人類はもとを辿れば猿ではなくもはや魚と言っても過言ではないのか。それなら鰓呼吸の機能は残しとくべきだっただろう。

ツッコミ出したらきりがないので続きに戻る。

 

その後、両生類は爬虫類と哺乳類に派生するそう。小学校理科でやった記憶が蘇る。

 

 

 

...突然で申し訳ない。今あるサイトを開きながら軽い引用を含め記事を書いているのだがこのサイト、少し雰囲気が怖いので(ブログを書いてる時間帯のせいかもしれないが)ここら辺でやめておく。気になる人は下にリンクを貼っておくのでみて確かめてほしい。地球の始まりから行き着くところまで書いてあるみたい。ちなみに僕は猿人が出てきたあたりでギブアップした。

canjosan.com

 

 

話がだいぶ飛んでしまったが、多分彼は海が嫌いなんだろう。それの理由づけのために面白トークをしてくれた。このネタはいろんな人に話しているらしい。

 

22年間生きてきてそんな発想は全くなかった僕にとっては衝撃的で、しょうもないかもしれないけど今年一番の小笑いを飾った話だった。

僕もこの話を自分で思いついたかのように人に言おうと思う。もちろん切り出しはこれだ。

 

海に入る人って意味がわからないよね

 

 

 

ちなみに彼はその後には歯が1回しか生え変わらない事に対して疑問を提唱していた。

人間の身体はこんなに素晴らしくできている(音が聞き取りやすいように構造がなされていたり、咀嚼しやすい口の形になっていたり)のになぜ歯は一度は一度しか生え変わらないのか。折れた時用のスペアが必要でしょとの事らしい。

 

完全に頭おかしいなと思った。けど、すごい好きな発想だった。